パワーストーン百話 選択してください [12]ヒマラヤ水晶 [11]特大サイズのルース [10]18Kペンダント [9]特製本勾玉 [8]白玉璧(はくぎょく・へき) [7]動物彫刻 [6]天眼念珠 [5]水晶磨きポイント [4]ドリーム・キャッチャー〈力の盾〉 [3]サニー・キャッチャー [2]水晶製五輪塔 [1]モルダバイトとテクタイト
[12]ヒマラヤ水晶
◆ヒマラヤの全長は2500キロメートル。パキスタン、インド、ネパール、ブータンと4つの国にまたがる世界の屋根。広義のヒマラヤ地方はこれにカラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈などを加えた土地をいいます。ヒマラヤ水晶はこれらの土地で、おもには一本づつ手掘りで採集される水晶。交通の便のない高山地帯では、採集者たちは何日もかけて山に登り、集めた水晶を自分でかついで下山すると聞いています。
◆「聖なる土地にあるものには聖なる力が宿っている」と、ヒマラヤ地方では伝えられてきました。アンモナイト、パムテック・ビーズ、ジービーズ、トルコ石などと並んで、水晶もまた古くからパワー・オブジェクトとして扱われ、結晶のままお守りにされたり、シヴァリンガやシュリ・ヤントラの彫刻に利用されてきました。
◆現在当社で取り扱っているヒマラヤ水晶には、■カトマンズ北方のガネッシュ・ヒマール産、■インドのナイニタール北方のインド・ヒマラヤ産、■パキスタンのヒンドゥークシュ山脈で採れたものとの3種類があります。また、携帯ストラップやドリーム・キャッチャーに使用している小さなヒマラヤ水晶ポイントはパキスタンのギルギット産です。
◆ガネッシュ・ヒマールは象頭の神ガネーシャにちなんだ山名。ここの水晶たちを眺めていると、ポイントの形と写真に見るヒマラヤの霊峰とが実に相似していて驚いてしまいます。白い糸状のインクルージョンがあり、ヒーリング・クリスタルとして名高いファーデン・クォーツや、板状をした水晶結晶であるタビュラー・クリスタルの多くは、ヒンドゥークシュ山脈の山麓地帯で採掘されたものです。
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[11]特大サイズのルース
◆毎日たくさんの原石や天然石加工品を眺め、ペンダントやその他アクセサリーを扱っていると、最後に目がいくのは特大サイズのルースということになるようです。そのパワー効果は群を抜いていて、医者入らずで副作用なしの眺める薬品、究極の精神活性剤といってもいいほど。
◆とはいっても100カラッツ(20g)を超えるようなルースとなると、アクアマリン、ベリル、トルマリンの類いは1個で数百万円となってしまって、根性を決めて仕入れるにしても、購入してもらえるお客様の目途はたたず、ジュエリー・ショーで眺めるだけ。それに対して水晶、スモーキー・クォーツ、レモンクォーツ、アメシストなら仕入れにさほどの決心は必要とせず、万一売れなくてもショップのディスプレーになる、最後に残れば「オレのモノ」気分で、コレクションに励んでいます。
◆特大サイズのルースは静かに眺めるだけ。意識はたちどころに収斂されて、身体の「気」が整えられてゆくのを実感できます。(1)水晶なら自分のなかのネガティブな思い、あれこれのひっかかり、つまり意識の膠着が浄化されてゆくのが手にとるようにわかるし、(2)スモーキー・クォーツであれば身体がまるで微弱な電磁波でマッサージされているように心地好くくつろいでくる、(3)レモンクォーツなら、「気」は丹田からさらに下へと降りてパアーアップされてゆく「気」の身体を味わえる。(4)そしてやっぱり凄いのはアメシスト。天の青と地の赤が交わって生まれるこの色彩は、心の奥のほうに埋もれている意識の高貴さを認識する手助けをしてくれます。昨日までの自分はなんとレベルの低いところで思い悩んでいたのかと気付けます。ひさびさに凄い、凄い、凄いモノと出会えてとても喜んでいます。
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[10]18Kペンダント
◆ザ・ストーンズ・バザールの18Kペンダントはすべてがオリジナル製品、しかも少量多品種生産。これはもう、あなただけのペンダントといってもいいほど。どの製品もカラー・ヒーリングに使用できるようデザインされています。
◆ペンダントの制作はルース選びから始まります。スギライト、モルダバイト、ラリマー、ヘミモルファイトなど、市場でルースを調達しにくい宝石は、原石を探して、香港の制作会社へとカットを依頼しています。カット代金・カット技術・信頼性の3点において、いまでは香港の会社は日本の同類を上回っています。その他のルースは国内で開催される宝石見本市や香港の国際見本市などで探します。おもにはインド、スリランカ、タイ、ホンコンの宝石商たちから購入しています。国内業者から仕入れるよりも低価格なのと、文化的に値切りやすいのが主要な理由となっています。
◆こうして集まったルースは、宝石のパワー効果を生かすため、限りなくシンプルなデザインを選んで、10数年来付き合いのある国内のジュエリー制作専門会社へと送ってペンダントやリング、ピアスに加工してもらいます。少量多品種の制作は小回りのきく国内制作にしないと不都合が多いためです。少量ずつの発注にクレームなく付き合ってもらっているこの制作会社にはたくさん感謝しています。キャスト(型取り)でペンダントを作ると使用する貴金属の重量が増えて割高となるため、制作はすべて専門の職人が一点づつ手作りしています。
◆できあがったペンダントはルースの質から評価するなら、デパートはもとより市中の宝石店では入手できないほどのお買い得価格となっています。2万円や3万円のお金をひとつのペンダントに払うのは、いまの時世では勇気のいることかもしれません。けれど当社の18Kペンダントにはそれだけの価値があり、カラー・ヒーリングに使用するなら、金銭価値では計れないほどの利益をもたらしてくれると思っています。
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[9]特製本勾玉
◆ザ・ストーンズ・バザールは誕生してから今年で18年目。創業以来、マガタマを扱っているのですが、長い間既製品には不満でした。けれど会社規模で考えるなら多種多サイズのオリジナル製品を持つのは負担が大きすぎて不満のままに数年を過ごしました。不満は年ごとに大きくなって、ついには意を決して自分好みのマガタマを制作することにしました。そうして誕生したのが特製本勾玉、いまでは十数種類をコレクションしています。 特製本勾玉は36-38ミリサイズ。マガタマ専門職人といってもいいほどの宝石加工の職人がひとつづつ手作りで制作しています。雑貨店などにある勾玉製品の2倍以上の材料を必要とし、制作にかかる手間もまた量産品の比ではありません。
◆このマガタマはレザー・ペンダントにするのが一般的ですが、裸のままポケットに入れて持ち歩くなら、パワー・オブジェクトとしていっそう効果的です。マガタマを握ったり、指でこすったりすれば、短時間で気持ちを落ちつけられます。バッグの内側に紐で吊す、またはポーチに入れてバッグに入れておく、などすればマガタマは心強い守護石になってくれます。マガタマについてさらに詳しくは『宝石の力・幸運は形に宿る』(北出幸男著、青弓社、税込 \1680)をご参照ください。
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[8]白玉璧(はくぎょく・へき)
◆璧(へき)は完璧の璧。壁(かべ)という字と間違えられやすいのですが、もともとは璧というパワー・オブジェクトが先にあり、完全無欠の璧(へき)は一国と交換する以上の価値があるという古事から完璧という言葉が生まれました。強力なパワーを有することは凡庸な人間を脱皮することであり、人間以上の存在へと自分を変容させられると考えられていた時代の話です。
◆日本語では「気」というパワーの強弱が人間の質を決めたり、願望実現能力を決定するという考え方は、たとえ近代科学的思考法(決して現代科学的ではなくて、あくまで前現代的な思考法)とそぐわなくても、私たちの心根のなかに生きていて、「気」は気になることがらでありつづけています。
◆人間は天地の間にあり、天地の気(パワー)を自己の内で統合できる存在であると考えられていた時代に、天のパワーをより効率的に自分のなかへと降ろし、それを幸運や財運の獲得、対人関係での優位さの保持または開発、災難や不幸を避けるためのパワーへ転換させるためのパワー・オブジェクトとして、およそ5千年前の中国大陸で「璧(へき)」は開発されました。それ以降現代に至るまで、いまでは世界中の町々で璧は幸運を招くお守りとなっています。
◆璧の形状は中央に孔が開けられた円盤形。璧を中国語でピーと発音することから英訳されてピー・ディスクと呼ぶことも多いようです。不吉な気分になったり、不安が大きいときは、ネガティブな気分が消えてしまうまで、ピー・ディスクを親指の腹でこすりつづけると、災難・不幸・不運を回避できるといわれています。悪い予感を的中させないためには、気分を変えたら行動パターンも変えるよう努めます。
◆当社の特注品である白玉製璧(はくぎょくせいへき)は2千年ほど前のオリジナルを模写しています。白玉、ことに軟玉ヒスイ(ネフライト)の白玉は古代中国では、あらゆる玉(ぎょく)製品の頂点に位置していました。現代でも白色軟玉ヒスイは超高価であり、数十点の製品を注文制作できるほど産出しません。次善の策としてここでは軟玉ヒスイ同様の色・艶を持つホワイト・カルセドニーを使用しています。もしこれがオリジナルであるなら、控え目に見積もって5万中国元(65万日本円)以上の価値があります。
◆ザ・ストーンズ・バザールのショップにはたくさんの品々が無造作に並べてあるのですが、ひとつひとつの品には、ひとことふたことでは言い尽くせない歴史の重みと深い意味が込められています。このことこそ量産される工業製品とはまったく価値が異なる点ですし、個々の製品が不揃いである理由でもあるのです。璧についてさらに詳しくは『宝石の力・幸運は形に宿る』(北出幸男著、青弓社、税込\1680)をご参照ください。
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